４月から語学学校に行き始めてから、もう１ヶ月半以上過ぎてしまいました。来てまだ一ヶ月、と言えていた時は良かったのですが、月日が経つごとに「こっちに来たてだから喋れないの～」が通用しなくなってきそうだな、、、とうっすら感じつつ、語学を身につけるとは、、果てしない道だ～ということは日々実感していることであります。ま、最初から分かっていたことでも実感するって、やっぱ違いますよね。
I♡シリーズ（と言ってもすぐ終わってしまいそうな予感）、トウモロコシです。歩粉のレシピ本の２冊目「朝食おやつ」でもコーンブレッドやコーンミールクッキーなども紹介した時に書いてますが、ザ、アメリカ！ってイメージあります。
この写真のコーンブレッドは、ホールフーズというオーガニックのスーパーで買ったものです。そこのスーパーでは日本のホテルでもよくある朝ごはんのバイキング的なコーナーがあって、その種類がすごいんですサラダバーでも、もちろんオーガニックのものだし、生野菜コーナーと焼いてるバージョンコーナーや、ビーツ、ズッキーニとパプリカのグリルしたものとか、ワンカットが大きくて嬉しくなります。温かいものコーナーももちろんあってマカロニグラタンのようなもの、ラザニア、インド料理っぽいもの（サブジとかビリヤニなど）スープも何種類もあり、ほんとに目移りします。全部計り売りなので、プラスチックのお皿か紙のBOXか好きな方を選んで好きなだけ入れていきます。そのコーナーの脇にも必ずコーンブレッドがラップに包まれた状態量り売りされています。やっぱポピュラーなんだよな！って思います。オリジン弁当にラップに包まれたおにぎりが売っているように、こちらの計り売りコーナーにはコーンブレッドが売ってる！That’s American。
ピザ屋さんでピザを食べた時も、そこのはベースの生地にコーンミールを入れているみたいで、プチプチした食感がクリスピー度120％、なかなか美味しかったです。ホームステイ先がついこないだから変わって、今朝起きたら手作りのスコーンが用意されていた！夢のような朝ごはん！そのスコーンには黄色のプチプチが、「コーンミール入ってる～！♡」と、私。「コーンミール好きだから入れてみたのよ～」と、ホストマザー。スコーンと言ってもホットビスケットみたいで（KFCで売っているような）ナイスアメリカンブレックファーストに感謝a lot　です。スコーンもその日の気分で、すこーしだけコーンミールプラス、すりゴマプラス、シナモンプラスとかで変化させるのはいいですよね。

ステイ先が変わってから交通機関がMAXという日本でいう路面電車（街の中心地からある程度の郊外まで続いています）を使うことになったのですが、先日までのバス通学、ポートランドの人を見るのに楽しい時間となっていました。
運転手さんの個性が豊か。まず乗る時に、チケットを買うか持っているパスを運転手さんに見せるのですが、そこで超笑顔の人、ハ～イ！と一人ひとりに声をかける人、サングラス真っ黒で目も見えなければ真顔の人、、いろいろです。黒人さん白人さん、アジア顔の人はいませんが、男女ともにいます。そして降りる時にもバックミラー越しに一人ひとりに「いい一日をね～」といい続けるラブリーな運転手さん、乗客も「サンキュー！」と大声でいいながら出ていく人が多いのです。乗客も毎回使っているバスで、久しぶりにお馴染みの運転手さんに当たったものなら、もう大親友に久しぶりに会ったのか？って思うくらいのビックリアクション「元気だった～？どうしてたの～？」その後ずっと喋ってます、、、日本のバスの運転手さんが走行中にずっと世間話してるとかないですよね、、、。
バス停で停まってる時間ながいな～と思って外みたら公衆トイレからバスの運転手さんが出てきて、えっ今乗客放置してたんかいな、、、？多分、予定時間をちょっと早く走っているから時間調整の為に一旦ストップしていた、ってことかもしれませんが、にしてもまたもや日本の場合で、予定よりも早いからといって、乗客のせたまま一人何も言わず公衆トイレに行く、、、で何事も無かったように再び走り出す、、、まぁない、絶対ない！ですよね。自由だな～。
乗客どうしも年代もだいぶ違うのに、えっ友達だったの？ってくらいに親しくお喋りしているのをよく見ます。バス停から喋り出して、そのまま隣に座ってずっと喋ってる…とか。
学校の授業の中で自分の性格を紹介する時に、バスで隣の人と喋りますか？って質問があって、最初なんでこんなこと聞くの？って思ったけど、バスで通っているうちに、なるほどな～喋る派が結構いるからあの質問がある訳だな～って納得しました。
私の朝バスは、すごく太ったおじさん（頭はバーコード）がクロスワード片手に鉛筆片手に二人分の席を一人でいつも座っているから（1.5席分必要なので）その0.5席に私が座るっていうのが恒例になってて、私がちょこんと座るとクロスワード中の鉛筆を止めて「グッドモーニング」とにっこり言ってくれていたのがほんと嬉しかったな～。あの日本人、日本に帰ったのかな～？何て思われているのかしら？また偶然バスで出会うことがあったら、それこそ大親友に久しぶりに会ったように「ハ～～イ！寂しかったわ～！」なんて言えるようになれるかな。
日本でも、もっと気軽にちょっとした話とか出来るといいな。
前から歩いてくる人が、じっとガン見してるから、もしかしたら知り合いだったけ？って頭ぐるぐるしてたら、すれ違いさまに「そのパンツ素敵ね！」ウインク！こんな一言でその日が気分よくなるなら自分もそうしたい！って思いますもん。友達には言えても、一期一会、小さなことからいつでも出来ることなのかも…ですね。
ポートランドひとり言便り、、、今回もこんなところで。See you.